マインドマップをFlashでウェブサイトに公開
FreeMind 0.9.0から、Flash Browserというプラグインが標準搭載されました。
このプラグインにより、ノードを展開したり折り畳んだりできるマップをFlashにして公開することができるようになりました。
ただし、HTMLのテキストエンコーディングが日本語対応でないため、エクスポート後にテキストエディタで修正が必要です。
方法
ウェブサイトで最初に表示させたいノードの展開/折り畳み状態にします。(よくわからないときは、とりあえず「ナビゲーション」メニューの「すべてを折り畳む」。)
「ファイル」メニューの「エクスポート」から、「Flash」をクリック。
ファイル参照画面で保存先を選び、ファイル名のうち、拡張子.htmlをそのまま残し、それ以外の部分を半角英数字だけで付け直し、「保存」。
生成されたHTMLファイルをテキストエディタで開く。
<html xml:lang="en" lang="en" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">という行のenを2箇所ともjaに修正。
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=iso-8859-1"/>という行のiso-8859-1をutf-8に修正します。
<title>と</title>の間のスペースや改行を削除します。
上記の修正を確認して、保存します。生成されたHTMLファイルとフォルダをFTPでウェブサイトにアップロードします。
インターネットからウェブサイトにアクセスして、タイトルの文字化けが直っていることを確認します。
ノードをクリックすると、ノートが展開します。
リンクしたマップをFlashブラウザでエクスポートする場合の注意点
リンクしたマップをFlashにエクスポートすると、両マップがリンクされません。
Flashにエクスポートしてリンクが切れるのは、FlashブラウザがFreeMindファイルのファイル名を、一律map.mmに変えてしまうためです。その対処法は、次の通りです。
- 元のFreeMindファイルのファイル名をすべて英数半角にリネーム。リンク元もリンク先もすべて。
- もし日本語ファイル名ならば、リネームしてリンクが切れるので、再度リンクし直し。
- Flashにエクスポート。
- エクスポートして生成されたフォルダ(Flashブラウザが入っているフォルダ)の中に元のFreeMindファイルをすべて移動。
これで、Flashにエクスポートして生成されたHTMLを開いてみてください。
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