1階層目のノードが構想を左右する
FreeMindでアイデアをまとめるとき、1階層目のノードの「考え方」と「順序」によって、マップの仕上がりと仕上がる時間が変わります。
1階層目のノードの考え方
1階層目のノードは、構想するときの枠組みになります。
1階層目にどんなキーワードを書いたらよいかというルールは特にありません。
しかし、アイデアをまとめる目的がはっきりしているときは、目的に応じたフレームワークを使用すると効率的です。フレームワークとは、5W1H、起承転結、事業環境分析のSWOT、3C、マーケティングミックスの4Pといった「思考の枠組み」のことです。
1階層目のノードの順序
1階層目のノードの順序が大事なのは、それが「考える順序」になるため、1階層目の最初のノードに何を書くかで、そのマップの方向性が決まってしまうからです。
例えば、企画や会議では、1階層目のノードに5W2H(Why, Who, What, When, Where, How, How much)のフレームワークを使うことが多いです。このような場合に、「How」から話を始める人がいますが、「How」の話は最後にしないと、まとまるものもまとまりません。企画や会議においては、5W2Hを次の順序に整理するのが効果的です。
- Why(またはWho):なぜ(理由、背景、目的)
- Who(またはWhy):だれが(主体)、だれに(対象)
- What:何を(商品、内容)
- When(またはWhere):いつ(期日、タイミング)
- Where(またはWhen):どこで(場所、チャネル)
- How:どのように(手段、準備)
- How Much:いくら(価格、予算)
Flashプラグイン、またはJavaスクリプトがオフになっています。
両方とも有効化してからリロード(再読み込み)してください。
両方とも有効化してからリロード(再読み込み)してください。
- 上記の例で、1階層目のノードをクリックすると、子ノードを展開することができます。
- 企画、会議に上記のマップをひな形として使う場合は、その企画、会議のテーマを中央のルートノード(「5W2H」と書いてあるノード)に入力し、そのテーマに応じて不要なノードを削除します。
「FreeMind使おう会」では、1階層目のノードを書いたら、すぐに「番号のアイコン」をつけて、考える順序を明確にすることをお薦めしています。
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