FreeMindをアウトラインプロセッサとして使う
FreeMindは、伝えたいことを構造化しやすく、WordやPowerPointに書き出せるため、Mac/Windows両対応の無料アウトラインプロセッサとしておすすめです。
アウトラインプロセッサとしてのFreeMindの使用例は、翔泳社から出版されている「手を動かしながら考える企画提案-アイデアがみるみるカタチになるFreeMind仕事術」です。
下図は、そのアウトラインをFreeMindで書いていた当時のマップです。
FreeMindがアウトラインプロセッサとして優れている点は、「箇条書き」の縛りがなくなることです。
私たちが何かを書こうとするとき、必ずしも言いたいこと・書きたいことが理論整然とした順序で思い浮かぶわけではありません。箇条書きの場合、思いついた順序で書き出していくと、後で並べ替えるのが大変です。しかし、最初から正しい順序で文書を書こうとすると発想の邪魔になります。これが思考整理の制約になります。
その点、FreeMindはアイデアの構造が捉えやすく、並べ替えが簡単です。FreeMindで文書を書くと、まず言いたいこと・書きたいことを思いついた順序で書き出していって、後で構造を見ながら正しい順序に並べ替えるという思考に自然に切り替わります。だから、FreeMindがアウトラインプロセッサとして多くの皆さんに愛用されているのでしょう。
それでは、FreeMindをアウトラインプロセッサとして使うコツについて順を追って確認しましょう。
- 1階層目から華やかに (2009年01月06日)
- 1ノード1フレーズ (2009年01月25日)
- フレームワーク:1階層目のノードの考え方 (2009年01月25日)
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