FreeMind 0.9.0 リリース

FreeMind 0.9.0が2011年2月14日にようやく正式にリリースされました。FreeMind 0.9.0とそれ以前のバージョンの互換性は、こちらをご参照ください。

FreeMind 0.9.0 のダウンロード

こちらで最新版のダウンロード手順をご確認の上、ダウンロードいただけます。どうしても古いバージョンのFreeMindが必要な方は、SourceForge.JPfreemind_unstableフォルダを開くと、過去のバージョンをダウンロードすることができます。

FreeMind 0.9.0 のインストール(アップデート)

FreeMind 0.9.0 のインストール方法は、こちらをご参照ください。新規インストールも、旧バージョンからアップデートも、手順は同じです。RC5からインストーラが多言語版になりました。しかし、インストーラ(InnoSetup)が日本語に対応していないため、メニューに日本語(Japanese)がありません。そのため、デフォルトのEnglishを選んで、これまで通りの方法でインストールしてください。

FreeMind 0.9.0 の新機能と特長

機能特長
属性」機能 ノードごとに属性を割り当てることができるようになりました。これにより、例えば、次のような使い方ができます。
  • 「発言者」という属性を設定し「発言者名」を書き込めば、議事録になります。
  • あるプロジェクトの計画や作業をFreeMindで書き出し、「担当」という属性を設定し、「担当者名(または担当部署名)」を書き込むことで、WBS (Work Breakdown Structure)になります。
  • あるプロジェクト組織と人員をFreeMindで書き出し、「タスク」という属性を設定し、「タスク名」を書き込むことで、OBS (Organizational Breakdown Structure)になります。
フィルター」機能 「フィルター」機能で特定の条件のノードだけを表示させることができるようになりました。これにより、例えば、次のような使い方ができます。
  • ブレーンストーミング → 特定のアイコンをつけたノードだけ表示させる。
  • 議事録 → 「発言者:●●の属性のノードだけを表示させる。
  • WBS → 「担当:××営業部」の属性のノードだけを表示させる。
アイコン 0.8.0からアイコンの種類が大幅に増えました。アイコンが増えすぎたためか(?)、表示するアイコンをカスタマイズすることもできるようになりました。
「検索と置換」機能 「検索と置換」機能では、ノードをリスト表示して、キーワード順、アイコン順、作成日時順などにソートできるようになりました。
タブ」機能 複数のFreeMindファイルをタブで切り替えられるようになりました。
ノート」機能 ノードに対してキーワードとは別にメモが入れられるようになりました。キーワードで表現しきれない長いコメントを書き込みたいときに便利です。
その他
  • 自動レイアウトにしたとき、0.8.0よりも多少マインドマップ的な曲線になりました。
  • マップをFlashに書き出せるFreeMindFlashBrowserを標準搭載しました。
  • Groovyに対応したことにより、FreeMind上で動かすマクロみたいなものが書けるようになったようです。(FreeMind使おう会には、Groovyスクリプトが書ける人がいないので、未確認です。)
  • FreeMind日本語化プロジェクト有志の協力により、訳語が大幅に改善されました。
  • FreeMind使おう会による「キー操作一覧」と「日本語ヘルプ」が収録されました。

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